
📑目次
- 大会概要|富士の麓で行われた熱戦
- 決勝中止も記録は本物!予選タイムが公式結果に
- 桐生祥秀、貫禄の9秒99で最速突破
- 守裕陽、自己ベスト更新で世界へ大きく前進
- 今後の展望|東京世界選手権へ向けて
- まとめ|日本短距離界に希望の光
1. 大会概要|富士の麓で行われた熱戦
2025年8月3日、山梨県の富士山の銘水スタジアムにて開催された富士北麓ワールドトライアル2025(日本グランプリシリーズ山梨大会)。この大会は、東京で行われる世界陸上選手権への出場権をかけた重要な選考レースでもあり、国内外の注目が集まった。

2. 決勝中止も記録は本物!予選タイムが公式結果に
当日は午後から激しい雷雨に見舞われ、男子100mの決勝は中止に。しかし、各予選で出された記録がそのまま最終結果と認定される形となった。
この異例の展開のなかでも、2人のスプリンターが世界陸上の参加標準記録(10.00)を突破し、強烈なインパクトを残した。
3. 桐生祥秀、貫禄の9秒99で最速突破
第2組で登場した桐生祥秀(日本生命)は、追い風+1.5m/sの中で9秒99をマーク。自身にとっても数年ぶりの9秒台突入となるビッグパフォーマンスで、実力を見せつけた。
桐生はかつて日本人初の9秒台(9.98)を記録した男。この日の走りは、その輝きを取り戻す復活の狼煙となった。

4. 守裕陽、自己ベスト更新で世界へ大きく前進
さらに注目を集めたのが、守裕陽(東洋大学)。第1組で10秒00を叩き出し、ギリギリながらも世界陸上の標準記録突破を果たした。
これまで10秒1台が主戦場だった守選手にとって、この記録は大きなブレイクスルー。予選とはいえ、重圧のかかる場面で記録を出した精神力も光った。
5. 今後の展望|東京世界選手権へ向けて
今回の突破により、両選手は東京で開催される2025年世界陸上競技選手権の代表入りに大きく前進した。今後のJAAFの選考次第だが、実績・記録ともに申し分なく、代表入りが濃厚とみられている。
また、今回の記録により、他の有力選手たちにも大きな刺激となったはずだ。特に山縣亮太、多田修平、小池祐貴らベテラン勢との代表争いは激化しそうだ。

6. まとめ|日本短距離界に希望の光
雷雨というアクシデントに見舞われた大会だったが、それでも記録は残った。桐生祥秀の9秒99、守裕陽の10秒00という快挙は、日本短距離界の今後に大きな希望を与えてくれた。
東京で開催される世界選手権のトラックに、この2人が立つ日を期待せずにはいられない。
📚参考文献
- 日本陸連公式:富士北麓ワールドトライアル2025
- info-ch.net 陸上速報(2025年8月3日)
- World Athletics 公式サイト
- https://images.app.goo.gl/Z9arN1bLDjuffPtd7
- https://images.app.goo.gl/ewyM5SfHYVCPAsDo8
- https://images.app.goo.gl/64kPnRcnei1rC8P68
- https://images.app.goo.gl/tLqVMtipkvM8ak7q6
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